準決11Rはモチベーションが高い高橋和也に注目したい。

 今期は決勝進出が7度と絶好調。初日予選8Rは赤板過ぎに先制して2着に逃げ粘った。「もがく距離が長くても、1度は前に出る。そのまま逃げるか、後方に引いてまくる」と攻めはシンプルだ。競走得点が自身最高に上がるにつれて獲得賞金額もアップ。「静岡の日本選手権(5月)は予備だった。走れず前検日はそのまま帰った。あの思いはいや」。念願の出場権が手が届くところまで近づいた。G1初出走を果たすためにスパートする。