ガールズ7Rで大本命の高木真備がまくり不発。矢野光世(25=福岡)が勝利して3連単34万オーバーの波乱になった。

 初日、先行したものの逃げつぶれて4着に沈んだ尾崎睦が「(高木は)ガールズGPでも当たる相手。自分はチャレンジャーだし、絶対出させるつもりはなかった」と高木を突っ張り通した。そうなれば、後ろにいた矢野に絶好の流れだ。まくり上げた高木とずっと並走する形になって「ちょっとびびりながらだったけど、ここじゃ負けられないな」と番手を守って、差し切った。矢野の勝ち上がり戦での1着は15年1月1日伊東以来、約2年ぶり。競走得点が代謝対象にある矢野にとっては決勝進出を決める貴重な勝ち星になった。「これで点数は大丈夫そう。でも、欲を出して、決勝は確定板を狙います」と入着に色気を見せていた。