【GP賞金5位・選手紹介】

 桐生順平(30=埼玉)

 SG戦線では準優止まりだったが、G1の優勝は3回でコンスタントに賞金を積み重ねた。「年間を通して今までで一番充実していた。安定して走れたと思う」。今大会の舞台である住之江は、今年のG1に3回あっ旋され、2回優出している。「住之江は好き。大きいレースがある場なので苦手意識を持ってはいけない。それに冬場の方が自分に合っている。体感が、すごくいいので調整しやすい」。トライアルは、昨年に続き2ndステージから登場する。屈指のスピードターンは誰にも止められない。縦横無尽な走りで沸かせる。

【QC賞金5位・選手紹介】

 長嶋万記(35=静岡)

 第2回芦屋大会以来、2回目の出場を果たした。年頭から「G1を取る」という高い目標を持ち、1走1走を大事に走ってきた。だが8月のG1レディースチャンピオンで結果を出せず転機を迎えた。直後の地元浜名湖で、菊地孝平ら静岡の強い先輩らと一緒に走り、「レース自体を楽しく感じること」ができた。「結果にとらわれることはやめよう」とレースへの意識が変わった。9月以降は、3度の優勝を含む優出ラッシュ。16年は長嶋にとって成長できた1年となった。その最後にクイーンズクライマックスがある。

※明日はGP・QC賞金4位