【水面特徴&エンジン評価】

◆住之江GP

 ★水面特徴 今年1月からの1コース1着率は53・3%。2着の18・2%を合わせると、2連対率は7割を超える。冬場は北からの追い風が多く、住之江のイン有利は揺るがない。イン以外を狙うなら、近年の傾向からも「パワー重視」が鉄則だろう。

 ★注目エンジン 勝敗を大きく左右するエンジン相場で最も注目されるのは15号機。不動のエース機と評される。複勝率は43・8%で、ぎりぎりの第6位。選出上位6人の2nd組に渡ることになった。複勝率上位の70、19号機も素性はいい。選出7位から18位が手にする12基では出足、行き足のいい50号機、伸び系のいい4号機が注目だ。

◆平和島QC

 ★水面特徴 今年1月からのイン1着率は40・8%。これは全国一低い数字である。「平和島のインは難しい」というのは選手の共通認識。特に冬はホーム向かいの北風が吹き、スローのスタート勘を惑わせる。センターの攻めも強く、アウトの最内差しも伸びる。どこからでも狙える水面である。

 ★注目エンジン エース70号機、夏場はエースに君臨した49号機、実戦足が光る60号機が3強。70号機は9月オールレディースで浅田千亜希が1号艇で優出(3着)してから5連続優出。温水パイプ装着後もパワーにかげりはなく、優勝争いの中心。