大石崇晴(24=京都)が地元の決勝でS級特昇を決める。

 準決はスタートを取らされての前受け。松田大が仕掛けて、萱島大介と中団争いになった。一瞬ひやりとしたが、得意のスパートで後続を引き離してチャレンジから17連勝を決めた。

 「まだ位置取りが甘いですね」と苦笑いした後、「落ち着いて仕掛けて、しっかり最後は決めたい」と表情を引き締めた。競輪場に来ていた練習仲間の川村晃司も「彼は強い」と太鼓判。太田竜馬、竹内翼に続いて3人目の109期S級特昇を目指す。