四国期待の109期太田竜馬(20=徳島)が、2度目のG3参戦で見事決勝進出を果たした。

 準決11Rは、最終ホームから一気にカマした。後位の渡部哲男が離れたため、先攻めの近藤隆司-渡辺晴智に番手に入られたが、それでも3着に粘った。「ホームから全開で行くつもりでしたが、感じも良かったし、しっかりと踏み切れました」と会心の笑顔で振り返った。初挑戦のG3決勝は、先輩原田研太朗と同乗。もちろん「先行で勝負する」と気持ちを引き締めた。