グレード戦初優勝を狙う渡辺篤のパワー駆けが注目される。

 準決10Rは1回目で鐘ケ江将平がフライングを切り、2度目のスタートでS2番手に付けた渡辺は2周3角で首位を奪う速攻を決めた。車の仕上がりはいい。2日目の試走3秒26、準決の上がり3秒363はともに自己ベストをマーク。「(準決は)ぶち走路でなかったら、もっとタイムが出ていたと思う」と車の手応えはいい。パワーが侮れない。