原田研太朗(26=徳島)が、2角外並走の4番手から豪快にまくって、昨年12月の広島に続いて2場所連続のG3制覇(通算3回目)を飾った。

 レースは根本哲吏-山崎芳仁の北日本勢に松浦悠士-岩津裕介の中国コンビが続いて打鐘。原田と地元浜田浩司を連れた太田竜馬が外を踏んだが、根本が果敢に突っ張って主導権を渡さない。それでも太田は外から仕掛けたが不発。太田任せから、2角過ぎに原田が発進。軽快なスピードでまくり切った。2着に浜田が踏ん張り、3着には外を伸びた近藤隆司が入った。

 見事に年頭の四国地区G3を勝利した原田は「行けなかったけど、太田君が頑張ってくれたおかげ。後ろに地元の浜田さんが付いて人気もしていたので、仕掛けさせてもらった。初めての番手もいい経験になった」と話した。

 9Rのエボリューションは中井太祐(27=奈良)が快速まくりで初制覇した。