優勝戦は、4号艇の青木幸太郎(32=福岡)が混戦の1Mを差して、猛追する地元勢を何とか振り切った。15年9月大村タイトル戦以来、尼崎では初優勝を果たした。通算4回目の美酒。

 進入から乱れた。中里昌志(47=埼玉)がインまで取る勢いのピット離れを見せたが、萬正嗣(34=群馬)が抵抗。内は深めの進入となり132・456の3対3。センターとなった松井賢治(38=兵庫)が自力勝負。青木は冷静に差し場を突いてバック浮上。2M松井がこん身の差しで迫ったが、ホームで艇を合わせて振り切る。2周1Mで今度は快パワーの森智也(27=兵庫)が全速で肉薄するが、1歩及ばず2着まで。松井は3着となり、3連単は3万円超えの波乱で幕を閉じた。