12R優勝戦は岡崎恭裕(30=福岡)が4コースのカドからコンマ11のトップスタートでまくってG1初制覇した。2着に追い上げた湯川浩司、3着は石渡鉄兵が入った。

 「1周1Mはイメージ通りの展開でした」。岡崎はトップスタートから理想の展開に持ち込めたことを勝因に挙げた。「今日は練習でもスタートが全くつかめず、コンマ0台のスタートは諦めた。コンマ10の全速で行ければ」その言葉通り、コンマ11のスタートは「思い描いた通り」の4カドから全速フルダッシュ。そこからまくって、ようやくG1をゲットした。

 SGは10年にオールスターを制しているだけに、G1優勝がここまで時間がかかったことを「だいぶこじらせましたね」と苦笑い。今後の抱負を「まずは次の丸亀G1をしっかり走って、5月福岡オールスターを取るつもりで戦い、その結果を踏まえて今年1年を頑張りたい」ときっぱり。

 このG1制覇を弾みに、地元福岡でのビッグレースへ向け、一気に駆け抜ける。

 2連単(4)(1)1770円、3連単(4)(1)(2)4090円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)