特選シードの柴田竜史が準決9Rで意地を見せる。

 初日特選は2角まくりが不発でも、手応えはばっちり。中団5番手から、逃げた大矢崇弘ら前団に迫り「あそこまでいけたしね。大矢君はギアの差でまくれなかっただけ」と強気な言葉がぽんぽんと続いた。レース後、すぐにギアアップを決めた。準決9Rは、絶好調の引地正人が相手。予選で豪快にまくっているだけに「引地さんは強いが何とかなる。まずは後方に置いてから」。引地には乏しい自在性を駆使し、中団キープから先まくりを決める。