第12Rで優勝戦が行われ、村田修次(43=東京)がインから踏ん張った。

 今年初、通算45度目、住之江は15年8月以来2度目の優勝を果たした。橋本健造が1周2Mで差して2着。3着は藤井徹が佐川正道に競り勝った。

 進入は、スタート展示と同じく枠なりの3対3に落ち着いた。村田は、スリットで先制した今坂晃広をけん制し過ぎたか、1周1Mでターンが流れた。しかし、回った後の押しが利いて、佐川正道と橋本健造の差しを封じた。「1Mは今坂(晃広)君がどういう動きをするのか分からなくて、慌ててしまった。でも、回った後の足には自信がありました」。大得意の住之江で、15年12月児島以来の優勝を果たし、「1枠(の優勝戦)でよく負けていたので、うれしいです」と笑みを浮かべた。