松岡篤哉が初日12R、果敢な先行策で2着に粘り、優秀に駒を進めた。

 前回の日本選手権でも連日逃げて高配当を演出。今回も武田豊樹にまくらせないほどの粘り腰を披露した。「ダービーから以前の自転車に戻したのもあるけど、体の状態もいいし、いい走りができたことが自信になっている」と胸を張った。12年ヤングGP覇者が目覚めた印象だ。優秀は近畿勢が早駆けに出そうで「よく考えて走りたい」と、なにやら思案して引き揚げていった。