鈴木彩夏(22=東京)がデビュー15場所目で初めて初日、確定板に載った。

 前検日には「3着以内に入りたい」と話しており、有言実行に満面の笑み。現役レーサーの父・康雄からは「考えてレースをしなさい」と常々言われており、初日はそれを実践した。「(周回中)後ろになったから、1回動いて前に行った」(鈴木)。マーク巧者の島田優里がイン待ちしており、うまくその後位を確保。その島田が高木真備を向かい入れ、3番手3着。

 初日の3着で、まだ経験のない決勝進出も見えてきた。「2日目の目標は決勝に乗ること」。再び有言実行できるか。