山田哲也(34=東京)がイン逃げで今年2度目の優勝を飾った。

 進入は6枠浅香が動き1236・45の並び。山田は少し様子をみながらコンマ16のスタートを決めた。スリットでは5カドの岡村仁が見えて焦ったが、「まくられないよう、ぎりぎりまで引きつけて」1Mを旋回。こん身のまくり差しを送り込んだ岡村は、2コースの村田と接触して万事休す。「差されなかったので、ほっとしました」。後は悠々と独走態勢を固めた。