日野友葵(22=愛媛)が2日目7Rでしぶとく3着に食い込み、決勝切符をつかんだ。

 今年に入って決勝はこれで4回目。良化の理由を「今度デビューする今野大輔に稽古をつけてもらってます。一緒にロードをやってきたときからの知り合い」と説明する。

 また、練習方法も弱点を克服するために「考えてやるようになった。ウエートも2キロくらい増えました」。

 家では大の競輪ファンだった父・孝彦さんのハッパも聞いている。「いつも、『お前の4、5着のレースは見たくない』って言われているけど、そりゃ、私だって4、5着は嫌やわ」と苦笑い。「いい賞金が欲しい」(日野)。決勝の先にそれはある。