高橋和也が2着に4車身差の圧勝劇でファイナル進出を決めた。

 準決9Rは吉田裕全に絡まれたがしっかりと中団を確保。最終2角からまくると、斎藤登志信のけん制をあっさりと乗り越えた。「初日も良かったけど、2日目もダッシュがよかった」と笑顔で振り返った。日本選手権を経験したことで精神的にも一皮むけた。決勝11Rは単騎になるが「調子はいいので単騎でもしっかり」と意気込む。埼京勢と2段駆けの北勢で、もつれる可能性は高い。そうなれば狙いすました一発で、2月奈良以来の今年2度目のVも十分。