脇本雄太(28=福井)が反撃ののろしを上げた。

 優秀12R、前日の勝ちを意識した運びから一転、積極策に出て、打鐘から先行。好ブロックで郡司浩平を止めた稲川翔には抜かれたが、しっかりと2着に粘った。

 脇本は「先行に入るまでが楽だった。道中で余裕があった」と別線の抵抗が少なかったことを、好走の要因に上げた。準決12Rは初日共倒れに終わった村上義弘とのタッグ。「もう1回走る機会をもらったので頑張りたい」。今度こそ、村上とワンツー決着を目指す。