びわこボートの開設65周年記念「G1びわこ大賞」が、明日25日から6日間開催される。

<粟田正義整備士の話>

 びわこのエンジンとボートの管理をしています。初降ろしの6月6日からの5節を見ると、早くもエンジン格差がはっきりしてきました。特に地元の吉川昭男選手が、完全Vを飾った「36」、その節でフライングに散ってしまったけど、やはり出足、伸びともに目立っていた「34」は抜けた存在になってきました。「36」は出足、伸びだけでなく、回ってからの足もすごくて、このままでいけばびわこのモンスター機に育っていく可能性を感じますね。非常に楽しみです。「34」もバランスが取れていて実戦向きです。周年で引いた選手の活躍は間違いないですね。

 ほかでは出足、回り足が強力な「11」や複勝率は低いけど吉田光選手が自分のペラ調整で伸びを付けた「55」に注目しています。「67」も松山将吾選手が乗ってすごくレースがしやすそうでした。それでも横綱2基以外は、巧みなG1選手の調整次第で相場は変わってくると思います。