昨年も含めて石井寛子(31=東京)は外国人との対戦が多い。それでも「力では歯が立たないけど、少しでもいい着を狙う」と意欲を見せる。

 「何したってまくられるし、差される。外国人がどこから仕掛けるのか、その後ろには誰がいるのかを見極めないと。いかに流れに乗るかですね」と作戦を練る。「前回名古屋の決勝(ファンリーセン1着、ボイノワ2着)は力の差を見せつけられて初めて7着した。でも得るものはあった」。今回はその教訓を生かすつもりだ。