竹内翼が持ち味発揮の先行勝負で準決進出だ。2予6Rは赤板から仕掛け、打鐘で先行態勢に入るとペース駆け。「練習方法を変えて踏む感じが良くなった。最終バックも乗り越えられた」と3着に粘った走りに満足顔だ。

 これで4月川崎、7月久留米に続く、3度目のG3準決。「2度ともに失敗しているので今度こそは」と初の決勝切符を狙う。準決11Rは深谷知広と坂本貴史の先行争いでもつれる可能性は高い。中団で足をためて好スパートを決めれば、番手香川雄介が巧ガードして「三度目の正直」だ。