佐藤博紀が、2予と準決をまくりで連勝して初のG3決勝に進出した。

 2予10Rの2角まくりに続いて、準決10Rは最終バック後方から番手も離れる高速まくりで逃げる地元勢を撃破した。「最終ホームから山中(秀将)君が早めに仕掛けてくれたので、それを目がけて踏めた」と、会心の一撃に笑いが止まらなかった。

 決勝も単騎で一発を狙うが「とにかく気楽に立ち回ってチャンスが来れば踏む」。波乱の結末を演出だ。