グランプリ出場濃厚エンジンに緊急事態が発生した。複勝率5位(45・5%)の15号機を駆る木下陽介(38=東京)が、転覆した。7R、先頭を走っていたが、1周2Mでスピン。転覆して、後続の野沢大二も乗り上げて転覆した。木下は妨害失格を取られ賞典除外となった。

 レース後は、慌てて本体をばらした。ペラは幸い大丈夫だったが、エンジンの心臓部ともいえるクランクシャフトはダメージが大きく、交換することとなった。木下は「大きな部品を換えるので、(3日目に)乗ってみないと…。でも、グランプリに出るエンジンなので、直して帰ります」と話した。