1予9Rで伏兵・小埜正義(36=千葉)が直線強襲して、3連単117万4990円(462番人気)のビッグ配当が飛び出した。

 これまでG1で100万円オーバーはなく、G1最高配当となった。レースは三谷竜生が菅田壱道とのもがき合いを制して主導権奪取。番手はもつれ、うまくインを追い上げた小埜が最後に伸び切った。2着は小埜に追い上げた林雄一。3着に三谷が粘り込んだ。びっくり配当の立役者となった小埜は「本当は(点数下位の)自分が先行争いをしなきゃいけない立場なのに…。G1最高配当? 歴史に名前を残せて最高です」とうれしそうだった。