日高逸子が懸命に踏ん張っている。

 非力な59号機に対し、初日からチルトを0・5度に跳ねて対応。3日目5Rで4コースからブイ際を差して初勝利を挙げた。「ピット離れから調整が合っていた。でも、ひどかったのが普通になった程度。谷川(里江)さんの方が直線はいい」。パワー面の劣勢さは否めないが、グレートマザーは、底力で残り3日間をしのぐ。