ボート界の頂上決戦、SG第32回グランプリ(19日~住之江)、プレミアムG1第6回クイーンズクライマックス(28日~大村、シリーズ戦は26日から)の出場メンバー、選手情報を届ける。

<峰竜太(32=佐賀)GP賞金1位>

 今年は丸亀オーシャンCで念願のSG初制覇を果たした。10月平和島ダービーではそこまで出ていないエンジンで優出4着。落ち着いたレースぶりは、タイトルホルダーの余裕だ。そんな成長もあって、コンスタントに成績を残し賞金トップに躍り出た。「今年はこれ以上ないくらいの結果」と自画自賛する。

 当然、初のボート界頂点へ、大きな期待がかかる。「自分の中で特別にやることはない。今の感じを継続できればいい」。直前のG1芦屋周年も制覇、峰は「今のまま」で頂点に立てるはずだ。

<小野生奈(29=福岡)QC賞金1位>

 8月芦屋のG1「レディースチャンピオン」(LC)制覇を筆頭に17年の女子戦線をけん引してきた。「LCも勝てたしSGもオーシャンC、チャレンジCと『自力』で出るSGに参加できた」と自己評価するように、ハイレベルで戦い賞金を加算し続けた。「どちらかといえば夏場の方が調整を合わせやすい」と、冬場の調整をどう合わせるかが課題になる。とはいえ「大村は自分の中では調整を合わせやすい。好きな部類の相性いい水面」と話し不安は感じさせない。17年の大みそかを女王戴冠で締めくくりたい。