腰痛で調整不足のはずだった金沢竜二。だが、ふたを開けてみれば2連勝とのりのりだ。

 初日特選はペース逃げで4分戦を制し、準決は後方から一気まくりと内容もいい。「宿舎のマッサージが効いて、腰の不安がなくなった。決勝は、すんなり出られれば先行。でも逆になりそうで、そのときは冷静に仕掛ける」。先行やカマシで別線を封じるプランを描いた。初日に北川大五郎を完封。瀬戸栄作は1、2班戦でV経験が0。心理的にも優位の金沢が完全Vを決める。