原田篤志(38=山口)が4日目5、1着で予選突破。3号艇で凖優11Rを戦う。

 今節は機複勝率21・8%しかない49号機だけに、調整に次ぐ調整で「ペラの方向性に正解が出た感じですね」とようやく笑みももれてきた。

 「伸びについては下がらない程度ですね。上がいる」と話すが、「乗り心地は悪くないんですよ」と乗りやすさを武器にセミファイナルを戦う腹づもりだ。

 幸い、5日目は気圧が上昇する予報。「そうなの? なら良かった」とエンジンの回転が上がる状況は原田にとってプラスへと作用しそう。それだけに安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 準優11Rの3号艇に「スローの方が良かったから」とこちらもプラス思考。底上げした49号機を駆ってセンターからまくり、まくり差しの自在ハンドルで準優突破をもくろむ。