重なる悪条件をはね返した。小野達哉が初日9Rで強ツケマイを決めた。

 「一瞬、後悔しました(笑い)」。強めに吹きだした追い風、安定板装着の中、3コースから果敢に攻め切った。近況ワースト級の38号機は「ギアケースをやって、ましになった。舟も返ってきた」と前進。小野自身も「去年は1年を通して良くなかった。今年に入って少しましになった」と最悪を脱した。2日目8Rは枠不利だが、今の流れなら克服要素は十分ある。