藤谷はるなが着外スタートでも「今までで一番、感じが良かった」と笑顔で振り返る。予1・6Rは石井貴子が先行すると、外を踏み上げて3番手を確保。見せ場だけは作った。

 昨年12月に風邪をこじらせ、肋骨(ろっこつ)の骨挫傷にもなった。2場所休み、復帰してから今節は5場所目。状態が上向いて動きも少し俊敏になり、不振脱出が近づく。予2・6Rは内枠も味方。「今度こそ確定板に」と勝手を知る地元バンクで気合を高めた。