大豆生田蒼(23=埼玉)が、窮地を乗り越え、準優1号艇を手に入れた。勝負駆けの4日目は1Rの1Mで池田明美と舟が合わさり、何とボートが1回転。「ハンドルもレバーも持って、たまたま足も踏ん張っていたので大丈夫でした」と奇跡的に完走(6着)した。

 減点はなく、後半11Rで2着に食い込み、予選を2位で通過した。「何か足落ちしてますね。でも1号艇が取れたので」。パワーダウンの懸念はあるものの、立て直しはお手の物? 機力を引き戻し、地元2回目の優出をもくろむ。