【大野義孝のオレに任せろ】

 【10R】近況好調な荒尾聡の反撃に期待した。昨年大みそかのスーパースター王座決定戦を制し、2度目のSG優勝を飾った。その勢いで、今年1月地元開催のSG全日本選抜でも優出(2着)を果たしている。

 そのときのクランクとは違うが、前節地元戦(優勝戦4着)で投入した新品クランクの手応えも悪くない。「前節は新品クランク。準決の朝に新品ヘッドに換えた。車はいい方向にいっていると思う」とそれなりに自信を持っている。

 今大会は初日11R(湿)は、永井大介との激しい首位争いの末2着。2日目11R(良)はタイヤの滑りに泣いて5着。「(2日目は)とっておきのタイヤが、ものすごく滑った。タイヤを換えて夕練してみます。使えるタイヤはあります」と足周りの修正に全力。巻き返す可能性は高い。

 山陽はG1優勝9回のうち、スピード王と平成チャンピオンCで各1回優勝しており相性はいい。新ランク(4月から適用)は全国4位。飯塚のエースの座にカムバックする。

 対抗は池田政和のさばきだ。別府敬剛の一撃、斎藤撤二の強襲、穴見和正の逃げ粘りも要注意。(8)=(7)から(3)(6)(2)。