ベテラン篠田宗克(49=千葉)が4場所ぶりの決勝行きを決めた。準決10Rは南関ラインの3番手回り。

 だが、ゴール前は突き抜けようかという鋭い伸びで2着に食い込んだ。「最後は地元(石井毅)に遠慮しちゃったよ」と、冗談も飛び出すほど。

 ここ3場所は連続して予選敗退が続き「本当は4月に特選に戻るつもりだったのに」とこぼす。それでも、最近はまくりも飛び出すなどタテの鋭さが増している。決勝は南関6人となり、位置にかなり頭を悩ませたが、最後は大石剣士ラインの4番手に。「流れを大事にしたい」。小田原で大波乱を起こせるか。