A級の決勝進出を最初に決めたのは、50歳の実力者・紫原政文(福岡)。魚屋周成のまくりをピッタリと追走し、ゴール前で余裕を持ってきっちりとらえた。「魚屋君も調子が上がっているし、僕自身も結構余裕があった」とレースを振り返った紫原。練習では最近、ハロン11秒0のタイムをマーク。「今年は10秒台が目標です」と笑った。タイムをイメージすることで目標ができ、前期はS1の競走得点をクリア。「そう思ったら練習も楽しくなってきました」。これからも進化を続ける紫原の、決勝の走りにも注目だ。