大垣F1で外国人選手が相次ぎ予選で敗れる大波乱。

 9Rでウェブスターが三ツ石康洋の先まくりに屈し、10Rではバベクが黒川茂高に逃げ切られ、どちらも7着と大敗を喫した。

 09年に短期登録選手制度が導入され、外国人選手が予選に1人ずつ組み入れられるようになって以降、外国人選手がそろって準決に進めなかったのは12年11月小田原F1以来。そのときはダルメイダ、バンベルトーヘン、サンダーランドが次々と敗れた。

 10Rで3連単55万円という、超ビッグ配当の立役者となった黒川は「予選の仮メンバーを見たときは外国人選手がいて9着確定と思ったけど、まさかこんなことがあるとは」と驚きの表情。ただ、勝利選手インタビューでは「おめでとうと言ってくれたお客さんもいたけど、『余計なことしやがって』とも言われた。1着取って切れられるとは…」と苦笑しきり。