埼玉支部122期新人の平川香織(17=埼玉)が、現役最年少レーサーとしてデビュー戦を迎える。エンジン抽選では複勝率46・1%の強力58号機を手に入れ、前検タイムは6秒52のトップタイ。多忙な業務に奔走する中、「事故をせずに。でも攻めていきたいです」と意気込んだ。

 養成所でのリーグ戦勝率は、26人中、8番目の6・08をマークした。学生時代はフィギュアスケートで全国中学大会に出場。今年、世界選手権で銀メダルを獲得した樋口新葉とは中学、高校の同級生。「(フィギュアは)6歳から高校1年まで。(樋口とは)同じクラスでした」。話題性や将来性は十分。氷上から水上へ舞台を変え、同級生に負けない活躍を目指す。