関根健太郎(27=神奈川)が決勝10Rでの好スパートを誓った。準決8Rは逃げた鈴木雄一朗を、後方からまくり気味に外を踏んでとらえた。勝ちっぷりはいいが、レース後は「中団にこだわり、揚げ句に後方に引いた。中途半端だし、後ろに迷惑をかけた」と反省した。目標は、22日付で引退した父幸夫氏を超えること。父は巧みなペース逃げで別線を翻弄(ほんろう)しただけに「結果も内容も満点のレースは難しいが、また集中して頑張る」と気持ちも新た。決勝は南関3車の先頭で好発進し、小原唯志にひと泡吹かせる。