落車明けの中村浩士がSPR賞進出を果たした。初日優秀11Rは前を任せた木暮安由が3番手を確保。直線はその木暮の内を食い下がり3着に入った。

 母の実家が青森・五所川原で、当地は子供のころから慣れ親しんだ第2の故郷。「親戚もたくさんいるし、気合が入る」と、前場所の落車による右肋骨(ろっこつ)の痛みもレースになれば忘れる。SPR賞は単騎になったが「好位を取って、後はどこまで突っ込めるか」と闘志を燃やした。