喜びもつかの間? 塩田北斗が準優12Rを逃げて、優勝戦1号艇を手にした。しかし、攻撃型のそろうセンター枠を見ると「寝られん」と苦笑い。それでも「日々上昇、出足寄りです」と体感は確実に良化してきた。

 三井所尊春の3カド、同期の4号艇・佐藤翼と難敵は多いが、「相手は関係ない。自分の仕事をするだけ。自分との勝負。同期ワンツーで勝つのが理想です」。最後は闘志みなぎる表情で、通算7度目Vへ前を向いた。