以前のエース19号機が、伏兵・富永大一の手により復活の兆しを見せた。2日目8Rは2コースから伸びて先まくり。吉村正明にまくり差されたが、「弱かった行き足、直線が来ました」と富永は満足そう。

 19号機は強烈なスリット足が特徴だったが、度重なる転覆などでパワーダウン。近況は絶不調だった。富永はまず乗り心地を良くし、バルブやギア調整で直線をアップさせた。「1Mで包まれることは、もうないと思います」。これは期待大だ。