大豆生田蒼(23=埼玉)がうれしいデビュー初優勝を飾った。1Mはまくった平田さやかに先手を許したが「4コースが好きなのは、差しが得意なので」と狙い通りのまくり差しを決めた。2着は平田、3着は松本晶恵が入った。

 12年11月のデビューから、5年7カ月で悲願達成に「信じられない気持ちが大きい」。表彰式では複勝のチャンピオンベルトも手にし、満面の笑みを見せた。この後は90日のF休みに入るが「これで、ふがいない走りはできなくなった」と復帰後の健闘を誓った。