デビュー8年目にして初S級の恩田淳平が昇格後2場所連続で準決に進出した。

 予選10Rでは佐々木豪が緩めると同時に、打鐘から一気に先行。後続の小沼良-川口満宏をワンツーに導き、自身も小差の4着に粘り切った。小沼が「完璧」という好内容に、恩田は「(佐々木ラインの)3番手に追い上げるつもりで踏んだけど、そのまま先行になっちゃいました」と照れ笑い。S級戦については「足はないけど、流れには対応できている」と分析した。準決9Rも165センチ、63・5キロの小兵が大いに盛り上げる。