軽快な逃げ切りで、吉田幸司が18年初優出を決めた。

 0Hの1枠から武器のスタートを生かし、佐藤貴也の追撃を振り切った。「後半も滑りはなく、タイヤが良かった」。エンジンには課題があり、「スムーズさがないので、セットは考える」と前を向く。優勝戦も熱走路が濃厚だけに、先手を奪えばV確率は高くなる。佐藤摩弥の師匠は「熱いから0Hはいい。(山田)徹もいるし、しっかり逃げたい」と意気込む。