今年2月に練習中の交通事故で腰椎圧迫骨折の大けがを負った伊藤裕貴(26=三重)が、2予11Rで、逃げた格上の山中秀将を豪快まくりで下して快勝した。

 「復帰7場所目の1着が、勝ち上がりのレースで取れたことは素直にうれしい」と笑顔で話した伊藤。「まだ上がっていくと思うし、頑張るしかない」。準決10Rは、中部の自力型松岡篤哉を連れ、積極策に出る。