1予4Rの松本貴治は胸を躍らせた。「いつも以上に楽しみです」。17年7月デビューの111期生は、約1年でG1初出場を成し遂げた。

 「自分では(G1出場が)早かったとか、遅かったとか、そんな考えは一切ない。目の前のレースを走って来たら、こうなったという感じ。今回もひとつひとつ、自分のレースをしたい」。四国の大器が本領の積極策で旋風を巻き起こす。