G1初出場の山崎賢人が準決に進んだ。2予6R、深谷知広に独走を許したが、混戦をさばいて、バックまくり。2着で切り抜けた。「先手を取りたいと思っていたけど、中途半端だった。まくりに行く時も慌ててしまった」。

 キャリア不足を露呈しながらも、スピードは光った。G1初出場での決勝進出は、10年寛仁親王牌の脇本雄太以来ない。準決12R、九州の新鋭が高い壁に挑む。