チャレンジ準決4Rは、中武三四郎(25=大阪)が断然のV候補の磯川勝裕を相手に突っ張り先行を敢行した。

 もがき合いに持ち込み2着に粘り切った。磯川はデビュー4場所目のこのレースまで10戦9勝、2着1回と圧倒的な成績を残していた。それでも中武は同期&地元の意地で好勝負に持ち込んだ。「出させたら自分にチャンスはないと思ったし、突っ張りは最初から考えていた」と納得の表情。

 決勝は同じ113期で同郷の、完全Vを狙う中釜章成の先導役を買って出た。地元同期と結束して再び「打倒磯川」に燃える。