今度こそ見せ場を作る!? 114期ルーキーの石井菜摘(20=栃木)が意気込んだ。

 予1・7Rは大久保花梨が先制。5番手からの2角まくりは不発に終わった。レース直後は肩を落としていたが「前を見過ぎた。今度こそ思い切って出たい」と、すぐに気持ちをリセット。予2・7Rへ「自力自在に走る」と先を見据えた。

 今場所、特に気合十分に感じるのは、最近のバンク練習が理由の1つ。「練習で神山雄一郎さんの後ろに付きました。最後は離れましたが、いい体験ができました」。競輪界のレジェンドとの練習で、オーラを目の前で存分に感じ、パワーをもらった。

 それだけに再度強敵の大久保相手でも、簡単に引き下がるわけにはいかない。