師匠に続け! 「ROAD TO メモリアル」の最終回はなるほどデータ集。丸亀実績は地元勢が優勢だが、近況躍進の山田康二(30=佐賀)が2連対率、3連対率でトップ。昨年のオーシャンカップで師匠の峰竜太がSG初優勝を飾った地で、愛弟子も頂点を狙う。ドリーム戦傾向では1号艇勝利の順番だが、結果はいかに!?【構成・窪寺伸行】

<なるほどデータ>

 (1)大会相性 出場回数は今村豊の32回がトップ。松井繁25回、浜野谷憲吾22回、山崎智也21回と続く。今回出場の連続記録は浜野谷の22年がトップ。メモリアル優勝は野中和夫(引退)、今垣光太郎の3回が最多。今回、今村豊、瓜生正義、菊地孝平が優勝すれば、最多タイ記録に並ぶ。

 (2)DR戦傾向 03年のからつ以降、4年ごとに1号艇以外が勝つサイクルが続く。その傾向に沿えば、今年は1号艇が勝つ順番で、データ面で峰竜太が優位に立つ。ただし、15年の蒲郡大会で6号艇から勝ったのは森高一真。森高は今回も同じ枠での選出。アウトで大駆けするタイプでもあり注視したい。

 (3)丸亀実績 出走数の差もあるが、重成一人が優勝13回、優出51回、1着324回、優出50回と、3部門のトップ。森高一真が僅差で続く。通算勝率は山崎智也が7・88で首位。山田康は現在3節連続優出中で2連対率66・6%、3連対率76・1%の2部門でトップ。現在審査中の新勝率8・32は、峰竜太、白井英治に次ぐNO・3で躍進ムードが漂う。

 (4)誕生日 仲谷颯仁が前検日の20日に24歳、井口佳典が2日目の22日に41歳、山口剛が3日目の23日に36歳になる。(おわり)