実森美祐(21=広島)が今年7月の丸亀ヴィーナスシリーズ以来、デビュー2度目の優出を果たした。

 準優11Rは2号艇だったが大外へ。スタートこそコンマ31と遅れたが、1Mはシャープにまくり差し。先行する細川裕子(36=愛知)をバックでつかまえた。「全部の足がいいですね。コーナーのかかりがいいですね。押してくれる感じがしますよ」。節一に仕上がった63号機に胸を張った。

 コースへの迷いもない。「外へ出ることは師匠(角ひとみ)に相談せず自分で決めました。優勝戦も外から行きます」ときっぱり。ハイパワーを味方にデビュー初優勝を狙う。